2008年11月20日(木)「しんぶん赤旗」
許しがたい蛮行
連続殺傷事件
こくた氏が指摘
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日本共産党のこくた恵二国対委員長は十九日、国会内で記者会見し、元厚生事務次官宅の連続殺傷事件について問われ、「許し難い蛮行だ」と厳しく批判しました。
こくた氏は、亡くなった山口剛彦・元厚生事務次官夫妻に哀悼の意を表するとともに、吉原健二・元厚生事務次官の妻・靖子さんの一刻も早い回復を願っていると述べました。
その上で、しっかりした「真相究明と再発防止が求められる」と強調。「軽々に判断できないが、巷間(こうかん)いわれているように、もし仮に政治的な思惑でのテロ行為だとすれば、これは許しがたいもので民主主義の破壊である。こういう行為によって逆に、年金問題をはじめ、政府批判などの言論の自由が奪われるようなことは、絶対にあってはならない」と強調しました。