2008年11月17日(月)「しんぶん赤旗」

安心し出産できる政策を

ナースファンクラブが宣伝

東京・新宿


 東京の看護師らでつくる東京ナースファンクラブ(日本共産党後援会)は十六日、新宿駅前で三十二人が参加し、「安心して子どもを産み育てる社会、命を大切にする国政の転換を共産党といっしょに」と訴えました。

 看護師らが次々マイクを握り、医師・看護師不足の深刻な現状や都内の七つの医療機関に受け入れを断られたすえ、脳内出血で死亡した妊婦の、痛ましい事故を取り上げ、「国の貧しい医療政策がまねいた悲劇です。軍事に使う税金を医療や社会保障に使うべきです」と訴えました。

 衆院東京比例候補の笠井亮衆院議員、谷川智行さん(医師)が、「一人ひとりの力で必ず政治は変わります。今こそ本気で命を守る政治、若者が大切にされ希望をもてる日本にするため力を合わせましょう」とよびかけました。

 演説を聞いていた二十代の女性は「死亡した妊婦さんの事件は人ごとじゃない。安心して子どもを産めるようにしてほしい」と話していました。


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