2008年11月8日(土)「しんぶん赤旗」
派遣法改定案
“抜本改正 程遠い” 日弁連が反対声明
日本弁護士連合会は六日、国会に提出された労働者派遣法改定案について、「抜本改正には程遠い極めて不十分な内容となっている」として反対する宮崎誠会長の声明を発表しました。
改定案について、日雇い派遣を全面的に禁止せず、広範な例外業務を認めている▽仕事があるときだけ雇用される登録型派遣を禁止していない▽派遣会社がとるマージン(利ざや)に上限規制がない―などと指摘。「ワーキングプアを解消し、派遣労働者の雇用と生活を安定させるものとはなっていない」として抜本改正を求めています。
■関連キーワード