2008年10月19日(日)「しんぶん赤旗」

京・ベストタイ・ドレッサー

穀田議員へ授与式

西陣織工業組合


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(写真)「京・ベストタイ・ドレッサー」に認定される、穀田恵二衆院議員(右)=18日、京都市・西陣織会館

 日本共産党の穀田恵二衆院議員・国会対策委員長が認定された今年度の「京・ベストタイ・ドレッサー」の認定証の授与式が十八日、京都市上京区の西陣織会館で行われました。

 「京・ベストタイ・ドレッサー」は、西陣織ネクタイの国際化や業界振興を図ることを目的に、西陣織工業組合が主催してきたもの。十二回目の今年は、穀田議員や、京都弁護士会の石川良一会長、大阪大学の鷲田清一総長ら六人が選ばれました。

 穀田議員は、伝統・地場産業の西陣織を守り発展させるために国会で取り上げ、帯の原産地表示などの成果をあげてきました。中小業者への政府の緊急金融支援策「セーフティーネット保証」に西陣織ネクタイも対象となるよう尽力し実現しました。

祝うつどい開く

 授与式に続き、西陣織工業組合の幹部や伝統工芸の職人、京都の経済・業界団体の役員ら著名な十二氏が呼び掛けた「こくた恵二衆院議員の『京・ベストタイ・ドレッサー』認定を祝い、さらなる活躍を期待するつどい」が西陣織会館で開かれ、各界から約九十人が参加しました。

 つどいでは、西陣織工業組合の渡邉隆夫理事長が「国外生産の問題や原産国表示の問題など伝統産業の振興でお世話になっています」とあいさつ。参加者からは、穀田議員への激励と期待の発言が続きました。

 穀田議員は、認定へのお礼をのべるとともに、金を投機に回してもうける虚業の世界ではなく、ものづくりという実業の世界が大切にされる社会をめざすと強調。「セーフティーガードの発動や帯の原産地表示、希少用具の問題などを取り上げてきました。これからも伝統産業、地場産業を守るために頑張りたい」「きたるべき選挙、西陣織のネクタイをきりりと締めてたたかう」と語りました。

 閉会の言葉をのべた西陣織工業組合理事・洋装振興委員長でタイヨウネクタイ社長の松田太蔵さんは、伝統産業振興のための穀田議員の実績にふれながら「ますますわれわれ庶民のために頑張っていただきたい。ここに来ていただいている方、一丸となって応援していただきたい」と語りました。


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