2008年10月18日(土)「しんぶん赤旗」
総選挙へ響く訴え
共産党、首都圏500カ所宣伝
首都圏の五都県で十七日、総選挙での躍進めざし、日本共産党と後援会によるいっせい宣伝が行われました。早朝の駅頭宣伝など約五百カ所で繰り広げられました。
東京・JR品川駅港南口では午前八時から六十人が参加し、新しくできた党ビラ「人間らしく働けるルールを」を通勤の人たちに手渡しました。
谷川智行衆院東京比例予定候補と冨田なおき衆院東京1区予定候補が宣伝カーから訴えました。
調理のアルバイトをする横浜市磯子区の男性(52)は「さっき共産党がおっしゃっていたことすべてが自分にとって大事な話。先月に前の職場から『事業の規模縮小でやめてくれ』と言われた。株価や『金融危機』のあおりが降りかかってきそうで怖い。自公も民主も国会で足の引っ張り合いばかりしている印象です」と話します。
同僚と待ち合わせていた横浜市瀬谷区の男性(31)は「いま世間で話題の年金や後期高齢者医療制度とか親も年なので人ごとじゃない。自民、公明には誰が候補者でも絶対投票しない。共産党に入れることも考える」とのべました。
谷川予定候補は「若いみなさんが大企業のボロもうけのために使い捨てにされる社会に未来はあるでしょうか。日本共産党は非正規の不安定雇用をなくし、正社員のサービス残業根絶に力を尽くします」と訴えました。全都福祉保育労働者後援会の佐々木和子さん、全国労働者後援会代表委員の宮垣忠さんらが弁士に立ちました。