2008年10月13日(月)「しんぶん赤旗」
ボストン 反戦の声
集会に3千人 日本原水協も参加
米国ボストン市内でイラク反戦などを呼びかけた集会が十一日、開かれ、訪米中の日本原水協国連要請代表団(六人)が参加しました。集会には市民や退役軍人、学生など約三千人が集まり、集会後のデモ行進には市民も次々と加わり、ボストンの中心街に反戦・平和をよびかける声を響かせました。
日本原水協の高草木博事務局長も演壇に立ちました。「ブッシュ政権のもとで、自由と民主主義などアメリカ本来の理念が傷つけられている。しかし今アメリカの良心を代表しているのは戦争に反対する広範なアメリカの平和運動と市民だ」と参加者を激励しました。
さらに「日本でもまたアメリカの言いなりになって憲法を変えようとする動きに、国民の大きな怒りが高まっている。二〇一〇年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて核兵器のない世界をつくるため、力を合わせよう」とのべ、「核兵器のない世界を」署名を呼びかけました。
会場では日本原水協代表団の求めに応じて参加者が次々と署名に応じ、二百数十筆の署名がその場で集まりました。
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