2008年10月4日(土)「しんぶん赤旗」

後期医療制度の廃止を

京都市議会が意見書


 京都市議会は三日、「後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書」を本会義で可決しました。政令市で「廃止」のみを主張した意見書可決は、全国初。都道府県議会でも二県だけです。自民と公明の両党は反対しましたが、日本共産党と市議会会派の民主・都みらいの賛成多数で実現しました。

 市議会議員総数は議長を除くと六十七。先月の市議補選(南区・定数一)で日本共産党の佐野春枝さんが当選し、同議員団が二十議席に前進したことで、民主・都みらい十四議席と合わせて、過半数になりました。

 本会議は、年間二千二百億円の社会保障費削減方針撤廃を求める意見書を全会一致で可決しました。



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