2008年10月2日(木)「しんぶん赤旗」

廃止あるのみ 後期医療

国会前700人座り込み


 「後期高齢者医療制度は廃止しかない」―。各党の代表質問が始まった一日、全国からきた七百人が国会前にズラリと座り込み、廃止を求める力強い声をあげました。各団体が集めた制度廃止を求める署名百二十万人分が積み上げられました。

 主催者あいさつした住江憲勇・中央社会保障推進協議会代表委員は、「みなさんの運動で政治を動かしつつある」として、同制度の廃止や社会保障費二千二百億円の削減撤回などを強調しました。

 日本共産党を代表してあいさつした笠井亮衆院議員は、制度の「見直し」をいうものの存続をねらう政府の姿勢を批判。

 横浜市から参加した男性(73)は、「総選挙で与党を追いつめて、制度の廃止法案を成立させたい」と語りました。

 主催は、中央社保協、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、同東京連絡会、労働法制中央連絡会。



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