2008年9月29日(月)「しんぶん赤旗」
増税ノー 選挙で
消費税なくす会が総会
消費税をなくす全国の会の第十九回総会が二十八日、東京都内で開かれ、都道府県と各地草の根の会の代表百八十五人が参加しました。会場には「総選挙で『消費税増税ノー』『生活費は非課税に』の審判を」のスローガンが掲げられ、消費税実施二十年を迎えた総会は、総選挙への決起の場ともなりました。
梅村早江子事務局長は消費税増税計画をストップさせてきた国民と、百四十六万人近い会員の「消費税なくす会」の運動を紹介。総選挙ではこの流れをさらにおしすすめ、消費税増税を公言する麻生新首相が登場したいま、増税勢力の息の根を止めるたたかいを、と呼びかけました。「自民か民主か」の政権選択ではなく「消費税増税ノー」を物差しにしての選択を訴えようとのべました。消費税実施二十年の年にふさわしく、会の原点を振り返り、消費税廃止の運動を前進させる一年にと訴えました。
討論では新しく結成した横浜市旭区、大分・別府、愛知・品野、札幌市中央区の会の代表が呼びかければ同じ思いの人が必ずいて「会結成はできる」と、次々と発言しました。
大阪・池田の会の代表が、宣伝とともに地域訪問も重視し、消費税増税反対の請願署名にほとんどのお宅が応じてくれ、これまで三百二十五人の協力を得たとのべました。
消費税廃止各界連絡会、消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城の代表が連帯あいさつ。世話人と、新しく加わった服部雅、高原美佐子、内田敬二の三氏を含む常任世話人、梅村早江子事務局長を選出しました。
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