2008年9月28日(日)「しんぶん赤旗」
人間らしく働きたい 10・5全国青年大集会
働き方・健康 大丈夫?
民青同盟が街頭相談
「働きすぎていませんか」「健康に不安はありませんか」―。東京都内の病院や医療機関で働く民青同盟員たちは二十七日、東京のJR新宿駅東口で、街頭健康チェック&労働相談を行いました。十月五日の全国青年大集会(東京・明治公園)に参加して、若者をボロボロになるまで働かせ、使い捨てる社会を変えようと呼びかけました。
長机に用意した血圧計と体脂肪計でチェックを受けていた女性(25)は、「仕事が不規則で深夜までかかります。以前、血圧が高くて入院したこともあるので、心配です」と話します。正常な血圧値だと聞いて、ホッとしていました。
「長時間働いて、ストレスがたまる」という食品会社で働く男性(19)は、少し血圧が高めでした。同盟員は、青年大集会のビラと、自分たちの働く病院や民医連加盟の病院の連絡先を渡しました。
健康・労働相談活動に参加した小豆沢病院の女性(27)=作業療法士=は「時間や食生活が不規則な人が多い。コンビニ弁当ばかりを食べて、若いのに高血圧ぎみな人もいました。このままでは、生活習慣病にならないか心配です」と感想を話しました。
立川相互病院の看護師の女性(25)は、「長時間働き、残業代がもらえなくても、『仕方ない』という人が何人もいました。青年大集会の成功で社会を変えていきたい」と語っていました。
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