2008年9月23日(火)「しんぶん赤旗」
経営塾フォーラム
志位委員長が講演
共産党はどんな日本をめざすか
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企業経営者らが参加する第二百五十六回「経営塾フォーラム」(針木康雄代表)が二十二日、東京都内で開催され、日本共産党の志位和夫委員長が講演しました。
経営塾の針木代表の紹介で壇上にあがった志位氏は、「今日は、日本共産党がどんな日本をめざすのかについてお話ししたい」と述べ、ユーモアも交えて講演しました。
志位氏は、日本共産党が利潤第一主義の社会を乗り越えた社会を展望していることを語りながらも、「私どもが、まずやるべき課題と考えているのは、資本主義の枠内での改革です」と強調。(1)「ルールなき資本主義」とよばれる異常な大企業中心主義(2)アメリカいいなりの従属関係―の二つの転換の必要性を述べるとともに、小林多喜二の『蟹工船』ブームや若者がおかれている雇用の実態などにも迫って、日本共産党の立場を説明しました。
志位氏が「私たちがめざす当面の改革は、どちらも資本主義の枠内でおこなう改革です。だから、みなさんとも『共存、共栄できる関係』と考えております」と訴えると、会場も大きくわきました。