2008年9月18日(木)「しんぶん赤旗」
党員増・演説会・集会
地方紙、共産党に注目
「共産伸長 県内も」―解散・総選挙を前に、全国紙の地方版、地方紙が相次いで、日本共産党が党員を増やしていることに注目しています。
これまでとりあげられたのは、宮城、神奈川、福井、鳥取、島根、福岡、佐賀などの党組織です。
「毎日」西部版は「共産 福岡も『上げ潮』 志位委員長の遊説盛況」(十三日付夕刊)の見出しで、「小説『蟹工船』のブームや格差問題に対する積極的な追及を背景に、共産党がこの1年、若者を中心とする新規党員を急増させている」「福岡県でも同時期に約580人が入党」と報じました。
山陰中央新報は「新規入党者増える共産党 背景に暮らしの悪化」(十四日付)と紹介。「ひと月の入党者が島根県では一、二人、鳥取県ではゼロの時期もあった。ところが状況は一転」として、両県で党員が近年にないペースで増えていることを報じ、「鳥取県ではこの一年間に百回以上の小集会を開催。…入党者の約八割は小集会への参加を経て入党している」と紹介しています。
福井新聞は「県内党員数推移で明暗 躍進の共産 自民減少一途 民主は増減繰り返し」(八月五日付)の見出しで、共産党員が毎月増加していることを取り上げています。
「朝日」宮城県版は「ワーキングプア問題などをテーマにした集会を430回にわたって開催。約6400人が足を運んだ」(十二日付)と、注目しています。
「毎日」佐賀版に掲載された「佐賀県党」の記事に共感して入党を真剣に考えていた男性が、入党の誘いにその場で決意したという経験も生まれています。