2008年9月17日(水)「しんぶん赤旗」
党支持の大波へ全力
衆院小選挙区138予定候補(第1次分)を発表
市田氏会見
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日本共産党の市田忠義書記局長は十六日、国会内で記者会見を行い、間近に迫る衆院選挙の小選挙区候補、百三十八氏(第一次分)を発表しました。
小選挙区候補は、現職三人、元職三人を含む、男性九十八人、女性四十人です。すべての選挙区で立候補するのは東京、大阪、京都、長野、高知の五都府県。百三十八人のうち、比例代表と重複立候補するのは五十六人です。
市田氏は、全区立候補を見直して比例代表選挙の前進に力を集中する新しい選挙方針のもとでの初めての選挙になるとのべたうえで、「比例で六百五十万以上の得票をめざして日本共産党への支持の大波を起こしながら、小選挙区でも風穴をあけるために全力をあげる」と決意を表明しました。
小選挙区候補について、現職・元職の国会議員、元教員や医療関係・自治体で働いていた人、人間らしい労働のルール確立をめざす青年政治家、地方議員経験者、地方党機関の幹部、労組出身や地域の子育ての会の代表、農協関係者など、多彩な顔ぶれだと紹介しました。
京都1区を必勝区に
会見のなかで市田書記局長は、今回の衆院選で京都1区(予定候補者=こくた恵二国対委員長)を必勝区と位置付け、勝利をめざしてあらゆる手だてを講じていきたいと表明しました。
市田氏は、京都市南区の市議会議員補欠選挙(七日)で、日本共産党候補が自民党候補に二千票以上の差をつけて勝利したことを紹介。1区地域は過去に国政選挙で第一党になった経験をもっており、1区の五つの行政区(南、北、中京、下京、上京の各区)は、府議会、市議会の議員数をみても自民と力が拮抗(きっこう)していると述べました。
会見に同席した、こくた国対委員長は「比例代表で党の前進をかちとる、その先頭に立って全力を尽くしたい。同時に、どんな組み合わせになろうとも京都1区で勝ち抜くために挑戦者として全力をあげていきたい」と決意を述べました。