2008年9月9日(火)「しんぶん赤旗」
子育て・教育・社会保障充実
「秋の行動」を提起
新婦人中央委員会開く
新日本婦人の会(新婦人、高田公子会長)は六、七の両日、東京都文京区の新婦人本部で第百四十四回中央委員会を開きました。
子育て・教育、社会保障の二つの署名を中心に、「ストップ!物価高、消費税増税、海外派兵恒久法 いまこそ軍事費とムダな公共事業を削って、くらし・福祉・教育の充実を」を掲げた秋の行動などを提起した議案を拍手で採択。福田首相の辞任については、国民の信を問うために争点を明確にした解散・総選挙を求め、いのちとくらしを守る政治をつくるチャンスにしていくことがよびかけられました。
討論では、あらゆる女性の要求をとりあげ実現をすすめてきた運動が交流されました。
北海道本部は、来年度道予算に向けて生活実態調査を実施。例年の倍の約二千百人分の回答が寄せられました。税金や社会保障の負担増、年金生活、賃下げ・給料カットなどで、昨年より収入減となった人が65%いたなどの結果を知事に届けて交渉しました。福祉灯油について増額した補正予算が組まれたことをのべ、「会員、道民の切実な要求にこたえる運動をすすめていきたい」と発言しました。
大分県本部の代表は、教員採用に伴う県議と教育委員会などの癒着と口利きへの県民の怒りの高まりの中、県と県議会議長へ申し入れた経験を報告。「全容解明、公正な採用制度や三十人学級の実現へ引き続き頑張りたい」と話しました。
兵庫県本部は、赤ちゃんのスタイ(よだれかけ)やペンダント、ステンシルのTシャツなどさまざまな九条グッズをつくり九条守れと活動をすすめる親子リズム小組の母親たちの行動を紹介。「『九条グッズをつけていると、相手から寄ってきて、自然と九条の話に。子どもの笑顔と平和を守ろうと話がはずみます』との若い会員の言葉に、年配会員が励まされている」と発言しました。