2008年9月8日(月)「しんぶん赤旗」

人間らしく働きたい

10・5全国青年大集会

貧困・「使い捨て」なくそう

成功へ首都圏運動交流


 「まともに生活できる仕事を! 人間らしく働きたい! 全国青年大集会2008」(十月五日、東京・明治公園)のプレ企画、首都圏運動交流集会が七日、東京都内で開かれました。同実行委員会の主催で四十二人が参加しました。

 実行委員会を代表して、日本民主青年同盟の田中悠中央委員長は派遣法改正が焦点となる下で、若者の貧困と「使い捨て」の雇用を改善するための法改正、雇用や学費など生活の願いにこたえる政治に切り替えることが求められていると述べました。「自己責任」に悩む青年にも参加をよびかけ、非正規も正規も連帯し、青年の願いがこめられた集会として成功させたいと話しました。

 各地で集会成功のために取り組んでいる参加者の発言が相次ぎました。全教青年部の教員は仕事の実態を告発。団体交渉をして解雇撤回、社会保険加入、有給休暇を取得した首都圏青年ユニオンの組合員(32)は「集会で社会に訴えている青年がいることをアピールして声を上げられる人を増やしたい」と述べました。

 月の残業時間が百六十時間になるという大企業で働く青年は「正社員もなかなか声をあげられない。正規も非正規も連帯して、社会を変えていく集会にしたい」と話しました。

 首都圏青年ユニオンの山田真吾書記次長が行動提起をしました。



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