2008年9月1日(月)「しんぶん赤旗」

貧困なくせ兵庫で集い

“泣き寝入りしない”

来月の全国青年集会成功へ


 「守ろう生活 とめよう貧困 8・31怒りの集会」が三十一日、神戸市三宮の東遊園地で開かれ三百人が参加しました。

 全国青年大集会(十月五日)のプレ企画として取り組んできた「兵庫青年ユニオン〜波〜」執行委員の天竹正江さん(22)は、働く青年の声を紹介し「たくさんの青年たちが泣き寝入りをしている場合ではないと立ち上がっています。人間らしく働くために世の中を変えていきましょう」と呼びかけました。

 時給制契約社員として働く郵政産業労働組合の男性(32)は「一方的に勤務日数を減らされ十万円ほどしかない給料が八万円に減らされた」と生活や働く実態を報告しました。民青同盟、年金者組合、生健会の代表者も実態を告発。集会決議を採択し、JR元町駅までパレードしました。

 コンテナ輸送で働く男性(31)=神戸市東灘区=は、「冬のボーナスはないといわれています。生活できないと辞めた仲間もいます。国の責任で燃油高をなんとかしてほしい」と話していました。

 日本共産党の山下芳生参院議員が連帯あいさつしました。



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