2008年8月29日(金)「しんぶん赤旗」
“最高裁は正義の判決を”
「守る会」が要請
葛飾ビラ弾圧事件
東京・葛飾区のマンションで起きた葛飾ビラ配布弾圧事件の支援団体「ビラ配布の自由を守る会」は、二十七日、最高裁判所へ独自の要請を行いました。要請行動は、今年三回目です。
今回の行動には、京都から新幹線で駆けつけた人も含め十五人が参加。荒川庸生さんの無罪を再び勝ち取るため、住職、僧侶、牧師、神職と幅広い宗教界の人びとが「世界に通用する正義に基づいた判決を」と訴えました。
全国から守る会に寄せられた個人署名九千二百八十四人分・団体署名二百八十五団体分・要請はがき千百二十六通を最高裁に提出しました。
はがきの「最高裁判所に、ひとことを」欄には「再びあの暗黒の時代に戻したくない。最高裁は自由を守る憲法を守る判決を出して下さい」など、びっしりと意見が書かれており、合計十五万字、A4判リポート用紙八十八ページ分になりました。