2008年8月8日(金)「しんぶん赤旗」
全労連
新役員が党本部訪問
志位委員長・市田書記局長と懇談
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全労連の大黒作治議長、小田川義和事務局長をはじめ副議長、事務局次長ら大会で選出された新役員が七日、就任あいさつのため日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、市田忠義書記局長と懇談しました。水戸正男国民運動委員会副責任者が同席しました。
大黒議長は、「非正規労働者や青年のなかで運動がすすみ、政治を動かしていることが確信を持って語られた大会でした」と振り返り、非正規労働者センターの発足をはじめ要求の実現や共同を広げながら、来年の結成二十年に向け組織的にも前進したいとのべました。
志位氏は、「非正規や青年のたたかいが前進していることを力強く思います」とのべるとともに、労働者派遣法改正の動きや長浜キヤノン調査にもふれながら、「労働分野では規制緩和が続いてきましたが、派遣労働などで規制強化に転じる動きが生まれています。これは労働者・国民のたたかいの成果であり、この流れをさらに発展させるために全力をあげたい」と語りました。
市田氏は、偽装請負や派遣労働についてキヤノンを追い詰めたたたかいなどにふれて、「現場の労働者のたたかいと国会論戦によって、潮目の変化ともいうべき情勢が生まれています。ここに確信をもって頑張りましょう」とのべました。