2008年8月4日(月)「しんぶん赤旗」
核廃絶へ高校生先頭
250人ピースパレード
大津
滋賀県大津市で三日、「世界から核兵器をなくしましょう」「飢えも貧困もない世界をつくりましょう」と唱和して約二百五十人がピースパレードしました。県立大津商業高校吹奏部の高校生たちが「世界に一つだけの花」などを演奏して先頭に立ちました。
滋賀県生活協同組合連合会や県反核・平和連絡会などが「広島市長の呼びかけに連帯して、核兵器廃絶へ、私たちにできることを始めよう」と、三年前から実施しています。
主催団体のピースアクションしが実行委員会の白石一夫委員長は「自治体訪問も進めて、昨年県内全市町で非核自治体宣言が実現しました。二〇一〇年にニューヨークで開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、もっと前進したい」とのべ、高校生たちも「平和の運動に呼びかけてもらえてうれしい」と話していました。
■関連キーワード