2008年7月25日(金)「しんぶん赤旗」
80日かけ東京集結
平和大行進 北海道から反核訴え
二十二日から東京二十三区内の三コースで行っていた二〇〇八年原水爆禁止国民平和大行進(北海道―東京コース)は二十四日、集結しました。
通し行進者の女性(61)=東京=、男性(60)=東京=、男性(62)=新潟=ら、参加者が集結地点となった、台東区上野公園の下町風俗資料館前に到着。出迎えの人に大きな拍手で迎えられ八十日間の行進を無事に終えたことを喜びあいました。
五十周年を迎えた平和大行進は五月六日に北海道・礼文町を出発しました。七月十七日に山梨県から引き継いで以降、三多摩コースも含め、都内の行進者は、延べ約二千人を超えました。
通し行進者の女性は「平和を祈り、一人ひとりが工夫して生きていることを感じました。私も頑張りたい」と述べ、男性も「核兵器なくせの平和行進をずっとつづけるのではなく、“核兵器をなくした”という喜びの平和行進に」と語り、核兵器廃絶と平和をめざす決意を新たにしていました。
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