2008年7月15日(火)「しんぶん赤旗」
民主が資金パーティー
2万円会費で5千人出席
民主党は十四日、都内のホテルで「民主党パーティー 2008 政権交代」と銘打つ政治資金集めパーティー(会費一人二万円)を開き、五千人近く(主催者発表)が出席しました。
小沢一郎代表はあいさつで、次期総選挙について「政権交代の、すなわち日本の国の世直しの最大の機会であると同時に、最後のチャンスだ」などと「政権交代」を前面に強調。「国民の生活が第一」「自公政権のでたらめな国民生活を無視した政治を糾弾する」などと述べましたが、具体的に政治をどう変えるかには触れませんでした。
財界関係者のあいさつこそなかったものの、労組・企業関係者の姿が多く、パーティー収入が形を変えた企業・団体献金であることを裏付けました。
衆院選の一部小選挙区での民主党との選挙協力がまとまっている社民党の福島瑞穂党首や、参院で民主党との統一会派を組む国民新党の亀井久興幹事長と新党日本の田中康夫代表があいさつ。連合の高木剛会長が「私どもは民主党の応援団だ」「連合にとっても政権交代は悲願だ」などとエールを送りました。