2008年6月23日(月)「しんぶん赤旗」
消費税増税反対署名 425万に
各界連発表
消費税廃止各界連絡会(各界連)が、昨年四月からよびかけている消費税増税反対の国会請願署名が、四百二十五万人分に達していることがわかりました。
請願署名は昨年末には三百万人を突破し、今年に入ってからも毎月平均して二十万人分以上のペースで集められ、四百二十五万人を超えました。これには各界連未加入の全建総連などが集めた請願署名も含まれています。
各界連の嶋岡千年事務局長が運営委員会(十九日)で報告しました。
消費税増税をめぐっては、福田康夫首相が十七日、「決断のときだ」とのべる一方で、国民世論の反応を注視するとしています。
各界連の運営委員会では、福田首相の発言を論議し、嶋岡氏が「各界連の出番の情勢であり、増税法案を出させないために全力を尽くそう」とよびかけました。とくに、国民の暮らしが負担増、物価高騰で苦しくなるなか、いずれの世論調査でも、“社会保障財源であっても増税に反対”が多数を占めていることに、各界連は注目しています。
日本共産党の志位和夫委員長も二十日の国会議員団総会のあいさつで、福田首相の発言を重視し、「一気に国民世論で包囲するたたかいを広げる必要がある」と、消費税増税を許さない国民的たたかいをよびかけています。
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