2008年6月14日(土)「しんぶん赤旗」
“生活できる賃金を”
全国青年大集会実行委 学習交流会開く
「まともに生活できる賃金を! 人間らしく働きたい!」―全国青年大集会2008のプレ企画第一弾となる学習交流会「ネットカフェ難民、日雇い派遣…若者の働き方と貧困」が十三日、東京都内で開かれました。主催は「全国青年大集会2008」実行委員会(首都圏青年ユニオン、全労連青年部、全学連、日本民主青年同盟など)。全国から百人が参加しました。
首都圏青年ユニオンの河添誠書記長があいさつ。「日雇い派遣は禁止すべき」との厚生労働大臣のコメントを紹介し、運動の反映だとのべ、「きちんとした規制がかけられるまで運動を続けていきたい」とのべました。
貧困問題をテーマとした番組の制作関係者が取材の背景を語り、工夫をこらした労働組合運動が若い世代に広がっていることが希望だと話し、当事者が声をあげることが世の中を変える力になるとのべました。
民青同盟の田中悠委員長が各地で実行委員会や青年のネットワークを広げ、日雇い派遣の実態調査を行おうと行動提起しました。
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