2008年6月10日(火)「しんぶん赤旗」
「ビラ配布の自由を守る 7・9集会」への協力を
実行委が 共産党に要請
言論の自由がテーマの集会「ビラ配布の自由を守る7・9集会」の準備を進めている実行委員会メンバーが九日、日本共産党本部を訪れ、広報やチケット普及などの協力を要請しました。
訪れたのは、実行委の構成団体のうち全労連の宮垣忠事務局次長と自由法曹団東京支部の小部正治幹事長、日本国民救援会中央本部の望月憲郎副会長ら四人。浦田宣昭・党国民運動委員会責任者と柳沢明夫・党法規対策部長が応対しました。
集会は七月九日午後六時半から、東京都千代田区の日本教育会館一ツ橋ホールで開催。渡辺治・一橋大学大学院教授が「ビラ配布の自由と日本国憲法」の題で記念講演します。
小部氏は「ビラ弾圧事件が続き、労働組合がビラの配布をためらうなどの悪影響も出ている。『戦争する国』の実現に向けて、われわれの手足をしばろうとする動きの始まりではないか」と指摘。望月氏が「集会では三つのビラ弾圧事件を前面に、言論の自由の問題として訴える。共産党も協力を」と語りました。
浦田責任者は「(弾圧事件は)大切な問題。力を入れて努力したい」と語りました。