2008年5月24日(土)「しんぶん赤旗」
労働者派遣法改正 野党4党が協議へ
二十三日の四野党書記局長・幹事長会談では、労働者派遣法の改正に向けて、各党の政策担当者が協議を進めることでも合意しました。
会談では、日本共産党の市田忠義書記局長、社民党の又市征治副党首が、派遣労働者をめぐる深刻な状況を打開するため、野党四党が同法改正に向けて協議し、ぜひ実現すべきだと提起しました。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は、会談後の共同記者会見で、「四党の意見をすり合わせることは重要だと認識している。できるだけ早い時期に、意見交換をさせていただき、四党の意見が一致していけるよう努力していく」と述べました。
また、会談では二十二日に軍事利権の真相解明のため参院外交防衛委員会で行われた宮崎元伸被告の証人喚問を受け、さらに、久間章生元防衛相と秋山直紀日米平和・文化交流協会常勤理事の証人喚問実現を求めていくことで一致しました。
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