2008年5月19日(月)「しんぶん赤旗」
地方参政権の実現を
大阪民団が韓日交流集会
石井副委員長あいさつ
在日本大韓民国民団大阪府地方本部は十八日、永住外国人の地方参政権を求めて「韓日親善交流マダン広場」を大阪市の大阪城公園で開きました。炎天下、在日韓国人ら一万人がつどいました。
来賓として日本共産党の石井いく子副委員長が、大阪府知事、大阪市長、自民、民主、公明の代表らとともに出席し、祝辞をのべました。
石井氏は冒頭、在日韓国人が地域活動を通して多大な貢献をしていることに敬意を表するとのべ、「永住外国人の地方参政権の一日も早い実現を目指して、日本共産党はともにたたかう決意です」と表明。
日本共産党が永住外国人に投票権だけではなく、被選挙権、住民投票権を認める法案要綱を九八年以来提案してきたことをあげ、「民主主義の成熟と発展にもつながる重要な問題」と強調しました。
「侵略戦争と植民地支配に反対した歴史を持つ党として、韓日親善交流が、さらに友好的に発展することを願っています」と話しました。