2008年4月15日(火)「しんぶん赤旗」

「応益負担」やめさせよう

署名6万8000人分提出

障全協が中央行動


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(写真)障全協の「決起集会」であいさつする高橋千鶴子衆院議員(右端)、机の上は請願署名の入った紙袋=14日、衆院第二議員会館

 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協、吉本哲夫会長)は十四日、東京都千代田区で、政府交渉や国会議員要請などの「中央行動」に取り組み、約五十人が参加しました。

 この中で、障害者自立支援法の「応益(定率)負担」の中止を求める請願署名約六万八千人分(累計約十万二千人)や、「すべての障害児にゆきとどいた教育の保障」を求める請願署名約六万九千人分(同約七万一千人)を国会に提出しました。

 衆院第二議員会館での「決起集会」では、障全協の中内福成副会長があいさつ。「自立支援法は来年三月末までの『見直し・再検討』の期限に向け、与党プロジェクトチームが見直しの提言を行うなど、いろいろな動きが出てきている。ここで運動をゆるめるわけにはいかない」とのべ、「応益負担」をやめさせる運動をさらに広げようと訴えました。

 「決起集会」では、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が激励のあいさつ。福祉サービスだけの「応益負担」廃止の法案を民主党が国会に提出していることについて「障害者医療の『応益負担』の廃止が入っていない問題点はあるが、私たちの立場は、審議を促進するなかでこの法案を修正していこうというもの。みなさんの声を反映させ、野党の共同をすすめていきたい」とのべました。



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