2008年4月4日(金)「しんぶん赤旗」
言論弾圧考える
7日に市民集会
ビラ配布などで逮捕 6事件弁護団が共催
ビラ配布などの言論活動が犯罪として逮捕・起訴される事件の問題点を考える「これってホントに犯罪? 守れ言論、活(い)かそう憲法! 4・7市民集会」が七日、東京・霞が関の弁護士会館で開かれます。
僧りょの荒川庸生さんが日本共産党の都議会報告などを配り逮捕・起訴された「葛飾ビラ配布弾圧事件」や、市民団体メンバーが自衛隊官舎に反戦ビラを配り起訴された「立川ビラ弾圧事件」など、六つの事件の弁護団が共催します。
集会ではジャーナリストの大谷昭宏さんと、東京慈恵会医科大学の小澤隆一教授(憲法学)が対談。各事件の弁護団からの報告もあります。
一審で無罪、二審で有罪とされた立川事件は、今月十一日に最高裁判決を迎えます。同じく住居侵入罪に問われている葛飾事件も、一審無罪、二審有罪という経緯をたどっています。
弁護団は「言論・表現の自由が行使できないと民主主義社会は成り立たない。市民の声で事態を変えていきたい」としています。
午後六時から、資料代五百円。予約不要。問い合わせは自由法曹団03(3814)3971。