2008年3月20日(木)「しんぶん赤旗」
職場抜けゴルフ常習
「解同」元幹部 京都市が部長免職
13人懲戒
京都市は十九日、勤務中にゴルフの練習などで職場離脱を繰り返していたとして、環境局南部クリーンセンター所長(59)=環境局担当部長を兼任=を懲戒免職にするなど、職員計十三人(管理監督責任の四人含む)の懲戒処分を発表しました。同所長の管理監督責任で、環境局長が減給十分の一(一カ月)の処分を受けました。
この問題については、日本共産党の倉林明子市議が十八日の市議会で、この幹部職員が「解同」(部落解放同盟)の元幹部であることを指摘して、抜本的な解決を求めていました。
職場離脱の「中抜け」で、会計室課長補佐の男性職員(59)が停職六カ月、建設局職員二人も停職一カ月の処分です。同局の別の男性職員は、公務外の酒気帯び運転で停職一カ月の処分です。
二月に「中抜け」で懲戒免職と停職処分があったばかりの上下水道局では、男性職員が、昨年十二月に同局庁舎内の通用門シャッターを飲酒運転で破損させ、通勤手当の不正受給を行い停職六カ月の処分です。
また、同局総務部山科営業所内の職員駐車場を自家用車の駐車場代わりに使用し、休日に洗車していたとして、同局職員三人が停職三カ月などの処分を受けました。