2008年2月13日(水)「しんぶん赤旗」
岩国市長選結果について
市民との連携強める
市田書記局長が会見
日本共産党の市田忠義書記局長は十二日の会見で、岩国市長選挙(十日投開票)で、米艦載機移転反対の井原勝介氏(前市長)が当選できなかったことについて、「今度の結果は、惜敗はしたけれども、移転反対の市民の世論は変わっていない(ことを示している)」「今後も移転反対の世論に依拠しながら、引き続き、市民のみなさんと力を合わせて頑張りたい」と表明しました。
市田氏は選挙結果について「(当選した)福田良彦氏に投票した有権者の11%が艦載機の移転に反対」と指摘。「福田氏自身が『国の言いなりにならない』『井原氏に投票された人の思いを受けとめて』と言わざるを得ないほどの結果だった」と語りました。
その上で、同選挙が、艦載機の移転を受け入れなければ、市庁舎建設への補助金をストップするという国による“兵糧攻め”の下でおこなわれたにもかかわらず、「市民は、堂々と頑張り、ごくわずかの差まで追い詰めた」と評価。日本共産党として、さらに艦載機移転反対運動の前進のため、市民との連帯を強める決意を語りました。
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