2008年2月10日(日)「しんぶん赤旗」
原子力空母母港化ノー
成功させる会が総会
住民投票 受任者登録呼びかけ
横須賀
「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」は九日、三月六日開始予定の地方自治法にもとづく同住民投票条例を直接請求する署名運動に向けて神奈川県横須賀市内で総会を開き、約百四十人が参加しました。
同会の新倉裕史、呉東正彦の両共同代表は署名運動の意義と署名について説明しました。新倉氏は「『米軍が原子力空母は安全だと言っているから安全』という市の姿勢では市民は納得しない。配備に賛成・反対の立場を超えて多くの市民は住民投票を必要だと考えている」と強調しました。
署名の期間は一カ月。同会は目標とする署名六万筆以上のために署名を集めることができる受任者の登録を市民に広く呼びかけています。呉東氏は「受任者は難しいことではありません。家族の分の署名だけでも良いので受任者に」と呼びかけました。
横須賀市外の人たちでつくる「横須賀の住民投票を応援する会」の紹介や、地域ごとに今後の運動についての話し合いもありました。
■関連キーワード