2008年2月3日(日)「しんぶん赤旗」
井原候補押し上げへ2200人
議員有志と市民集会
岩国市長選きょう告示
山口県岩国市長選(三日告示、十日投票)に立候補する井原勝介前市長を押し上げようと二日、「岩国は負けない!」市民集会が市民会館大ホールで開かれました。主催は日本共産党の五議員も参加する「民主主義と自治を守る議員有志の会」(市議九人、県議二人)。冷たい雨の中約二千二百人が集まり、壇上まで参加者で埋まった会場は熱気に包まれました。
集会は井原氏、天木直人元レバノン大使、政治評論家の森田実氏、佐高信「週刊金曜日」編集長の対談形式で行われました。
井原氏は選挙の最大の争点である米空母艦載機移転問題について、次世代の安心安全を考えれば、「来るものは来ると簡単にあきらめることは無責任」だと強調し、「国に市民の声を届け続けたい」と述べました。
また相手陣営が論戦を避け、デマや中傷宣伝、締め付けを行っていると批判。この激しいたたかいを勝ち抜くために「一人でも二人でも応援の輪を広げてほしい」と呼びかけると、大きな拍手に包まれました。
参加した渡辺太志さん(49)は「お金ではなく民意が大事。市民が主役の政治を市民がつくるためにも絶対に負けられない」と語りました。