2008年1月26日(土)「しんぶん赤旗」

井原さんを再び市長に

山口・岩国市長選　勝利へ決起集会

　山口県岩国市の労働団体や民主団体でつくる「住民投票を力にする会」は二十四日夜、二月三日に告示（十日投票）される市長選で井原勝介前市長を押し上げようと「市長選勝利決起集会」を市民会館小ホールで開き、約百五十人が参加しました。

　日本共産党の五議員を含む市議九人、県議二人でつくる「民主主義と自治を守る議員有志の会」代表の重岡邦昭市議（市民クラブ）は「井原さんに必ず次の市政のかじ取りを担ってもらうために全力をあげたい」とあいさつしました。

　沖縄・名護市から駆けつけたヘリ基地反対協議会の大西照雄共同代表は、沖縄県内の米軍の訓練状況や住民のたたかいを紹介し、名護では、住民投票を力に市民の力で十年間杭（くい）一つ打たせていないと強調。「岩国の問題もわれわれのことと思ってがんばりたい」と述べました。

　力にする会の吉岡光則事務局長は、「一昨年の住民投票のときのような運動を急速に展開し、まちの雰囲気をかえよう」と、ビラやプラスター、音を出した宣伝を呼びかけ、「二月十日を地方自治元年と言えるようにがんばりたい」と話しました。

　参加者の意見、情報交流では、「保守の人からも政府のやり方はおかしいという声が上がっている」「井原さんを囲む会をやった。井原さんはアメリカとギシギシ交渉しなくてはいけないといい、利権がらみの政治を復活させてはいけないと話されて、頼もしく感じた」など活発に発言があり、決意を固め合いました。

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