2008年1月23日(水)「しんぶん赤旗」
福祉 梅田さんに期待
大阪知事選終盤 訴えに共感
終盤を迎えた大阪府知事選(二十七日投票)。日本共産党が推薦する「明るい民主大阪府政をつくる会」の梅田章二候補(57)は二十二日、大阪市や吹田市、豊中市などを駆けめぐり、「ぬくもりある、元気で新しい大阪をともにつくろう」と懸命に支持を呼びかけました。
府知事選は、梅田氏と、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)=民主、社民、国民新推薦=の有力三候補が熱戦を繰り広げています。
豊中市の阪急・庄内駅前で「“福祉先進都市おおさか”をつくろう」との訴えには、約四十人の聴衆から拍手がわきました。最後まで聞き入っていた男性(67)=同市=は「梅田さんは、府民のことをよく考えている」と語ります。「箕面の開発とかムダですわ。橋下さんが知事になっても、自民党にのみ込まれるだけ。実行力があるのは梅田さん」だと力を込めます。
商店街前で梅田氏と握手を交わした女性(59)=吹田市=は、入院中の母親の見舞いに向かう最中でした。「医療や介護費が高い。お年寄りが安心して生きていける制度をつくってほしい」と期待を寄せました。