2008年1月5日(土)「しんぶん赤旗」

消費税増税

“ノーの声” 国政に

東京 なくす会、新春の宣伝


 消費税をなくす全国の会、東京の会、江東の会は四日、東京都江東区の富岡八幡宮前で新春の宣伝、署名行動をおこないました。「新年あけましておめでとうございます。消費税『社会保障税』に名を変えて増税なんてとんでもない」と書いた横断幕を掲げて初もうでの人に署名を訴え。「税金のムダ使い許しません」のプラカードを掲げ、「増税許しません」のチラシが入ったティッシュペーパーを配り、なくす会への参加を呼びかけました。

 福田康夫首相が「社会保障の財源に消費税をあてざるを得ない」との姿勢を示し、二〇〇九年度にも増税を実施しようとしています。会の代表は「昨年は“偽”が標語になりました。が、一番のウソとごまかしは消費税を増税することです。消費税が導入されてからの税額は百七十五兆円。大企業減税の百六十兆円に匹敵します。こんなごまかしにだまされてはいけません。庶民を苦しめる増税をやめさせましょう」と呼びかけました。

 同区内に住む女性(92)は「介護保険でデイサービスを利用していますが、月に七千円もかかる。消費税がこれ以上あがるのはごめんだわ」といって署名しました。

 「後期高齢者医療制度が導入されたら医療負担が一段と重くなるのが心配です。そのうえ消費税の増税は絶対に困ります」といって七十三歳の女性も署名しました。

 行動には日本共産党の吉田としお衆院選東京15区候補が参加しました。



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