2007年12月31日(月)「しんぶん赤旗」
「消費税増税 食い止めたい」
請願署名300万突破
各界連
消費税廃止各界連絡会が今年五月によびかけた「消費税の大増税をやめよ!一千万人対話・署名運動」は、政府・与党、財界の相次ぐ増税計画打ち上げに対する国民の怒りを反映して急速に広がっています。全建総連が取り組んだ分をふくめて三十日までに署名数は三百万を突破しました。
消費税導入強行採決から二十年目となる二十四日を前後して、全国各地で怒りの行動が展開され、宮城では「青年や商業者が快く署名」に応じました。山口では署名、シール投票を呼びかける行動を地元紙が報道しました。
神奈川県各界連は二十五日、六団体の二十人が横浜市の伊勢崎町商店街で訴え、一時間で署名二百二十六人分が寄せられ、年間で署名三十万人を超えました。中年の男性は、「何としても増税を食い止めたい。署名用紙を百枚ほしい」と注文していきました。
福岡県各界連は二十五日、福岡市の天神コア前で九団体二十四人が参加して宣伝行動。七十代の女性は「いまの政治は老人いじめばかり。もうがまんできない」とのべました。高校生や若者も署名に応じ四十五分間で百四十二人から寄せられ、二十万人を超えました。
今年秋には、各地で学習会や各戸訪問、ちょうちんデモ、自動車パレード、ジャンボビラ作製、意見広告運動などの行動が進められ、署名を広げる力となりました。
消費税廃止各界連は、〇八年こそ正念場だとして、通常国会中に一日も早く一千万署名を国会に積み上げようと呼びかけています。
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