2007年12月28日(金)「しんぶん赤旗」
被爆者に見舞金贈る
長崎県原水協 きょう受領式
被爆者に毎年、見舞金を届けている原水爆禁止長崎県協議会は、二十八日に、長崎市の原爆養護老人ホーム「恵の丘」で見舞金の「受領式」を開きます。
これに先立って長崎県原水協の柴田朴代表理事、片山明吉事務局長、川口龍也被爆者担当の三人はこのほど、長崎原爆被災者協議会と原爆病院を訪ね、被爆者見舞金をとどけました。
被災協では、谷口稜曄会長が応対し、「毎年、見舞金を届けていただき、ありがとうございます」と述べました。被爆当時の状況、現在の健康状態などを紹介しながら、懇談しました。被災協には、原爆症認定訴訟支援金も渡しました。
原爆病院では、進藤和彦院長が応対し、入院患者の状況、海外での診療活動などを紹介し「毎年ありがとうございます。被爆者医療のために大切に使わせていただきます」とのべました。
長崎県原水協には、同見舞金をうけとった被爆者からは連日お礼の電話が寄せられています。
二十八日開かれる受領式では、代表者が「お礼のことば」をのべることになっています。