2007年12月8日(土)「しんぶん赤旗」
新人王2氏を表彰
囲碁32期・井山七段 将棋38期・村山四段
囲碁第三十二期新人王戦U―25で優勝した井山裕太(いやま・ゆうた)七段(18)と将棋第三十八期新人王戦U―26で優勝した村山慈明(むらやま・やすあき)四段(23)の表彰式が七日、東京・神宮外苑の日本青年館で行われました。
奥原紀晴赤旗編集局長は、両新人王のこの間の活躍などを紹介し「お二人とも主催者として誇るべき新人王。今後の活躍を期待します。『しんぶん赤旗』は日本の伝統文化である囲碁・将棋の発展を願い、力を尽くしていきます」とあいさつしました。
大竹英雄日本棋院副理事長、今村俊也関西棋院常務理事、米長邦雄日本将棋連盟会長がそれぞれあいさつ。新人王に賞状、優勝杯、賞金目録を贈りました。
大竹副理事長は「いろいろな表彰式に出るが、これから羽ばたく若いお二人にお目にかかれて、きょうの表彰式が一番うれしい」、米長会長は「政党機関紙が将棋と囲碁という伝統文化に理解を示している。このことが各界に広がって読者が増えるよう願っています」とあいさつしました。
井山新人王は「今回は実力を出せました。この場にいられることがうれしい。この経験を生かして世界戦で活躍する棋士になりたい」。
村山新人王は「三番勝負は納得できる将棋でした。これから上を目指して精進していきたい。来年もこの場でスピーチできるよう頑張ります」と謝辞をのべました。