2007年11月25日(日)「しんぶん赤旗」
平和への行動は誇り
女性「九条の会」が交流集会
「女性の中に平和を守るために何かしたいという強い要求がある。だから賛同署名に誇りを持って名前を連ねてくれる」(宮城県の女性)――第二回女性「九条の会」全国交流集会が二十四日夕、東京都内で開かれていた「九条の会」の全国交流集会の女性参加者二十数人で行われました。
集会では「女性九条の会」の呼びかけ人で、市民運動家の本尾良さんが「憲法は九条とともに、両性の平等をいう二四条を定めている。ネットカフェ難民など青年が危険な状態にある時代に、子どもたちに一番近い存在の女性が力を発揮するとき」とあいさつ。
青森市の女性は、月二回、デパート前で夏の日も雪の日も、浴衣や着物などの服装で署名活動を続けていることを報告。兵庫県の女性は、二年間で会員を八百人にし、一人ひとりに「私の思い」を書いてもらっていることを紹介。その中には「後世の人に『私は戦争に反対した』という証明がほしい」と書いた女性もいたとのべ、共感を広げていました。
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