2007年11月25日(日)「しんぶん赤旗」
「消費税10%? 腹が立つ」
なくす会宣伝に反響
消費税をなくす全国の会、東京の会は二十四日、東京・JR巣鴨駅前で定例宣伝と署名の訴えをしました。
政府税制調査会答申の三年ぶりの消費税増税明記に対して、東京都文京、新宿、板橋各区をはじめ、埼玉県所沢市などから会員がかけつけました。「ひどい国民だまし! 年金財源のために消費税アップ!?」とのビラを配り、マイクで「10%なんてとんでもない。みなさんの怒りの声を国会請願署名と入会署名にお寄せください」と訴えました。
宣伝が始まるとすぐに国会請願署名にサインした豊島区在住の女性(64)は、「消費税を上げるって、テレビで見て、腹が立って仕方がなかった」と言い、「防衛省の利権をめぐる問題などもってのほか。税金を食い物にしたあげく、私らには消費税を上げるなんて、あいた口がふさがらない」と、怒り心頭の様子で入会署名をしました。
訴えをじっと聞いていた、さいたま市在住の中年の男性は、「とにかく政治が冷たすぎる」と語気を強め、子ども連れの夫婦は、「最近、物が値上げになって大変ですね。役に立てば」と家族そろって請願署名をしました。
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