2007年11月24日(土)「しんぶん赤旗」
「労働相談してみよう」
新宿と秋葉原 労組が街頭でアピール
「一人で悩まず、労働相談してみよう」。若者でにぎわう東京都心の新宿と秋葉原の歩行者天国で二十三日、首都圏青年ユニオンなど幅広い労働組合が共同して一斉労働相談を行いました。
労働組合への加盟を呼びかける「ユニオン(労働組合)Yes! キャンペーン」の一環。
「労働相談受け付け中」と書いたのぼりや横断幕を掲げ、未払い残業代を払わせた大手牛丼チェーン「すき家」のどんぶり帽子も登場。約三十人の組合員が「職場でのトラブルに悩んでいない? 残業代は出てる?」などと書かれたビラを配り、働き方のアンケートで対話しました。
秋葉原では、コスプレ衣装を着た男性(30)が立ち止まり、最低賃金の引き上げを求めて署名。「本業は正社員だけど、時給にすると千四百円。引き上げてほしいね」
新宿では、請負社員という三十代の男性はアンケートにこたえて、「労働組合は必要だ」と話していました。
首都圏青年ユニオンの武田敦委員長は、「労働組合は憲法で保障された権利。気軽に相談してください。必ず解決します」と訴えました。
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