2007年11月24日(土)「しんぶん赤旗」

民青同盟大会始まる

青年が政治動かす時代


 日本民主青年同盟(民青同盟)の第三十三回全国大会が二十三日から三日間の日程で東京都内で開会しました。

 各地から集まった二百人以上の代議員、評議員は「青年が政治をうごかす新しい時代のはじまり―要求にこたえ、学び成長できる、大きな民青同盟を」(大会決議案)めざし討論します。

 中央委員会を代表して報告した姫井二郎委員長は、青年の深刻な実態と政治の激動から「いま民青同盟の出番」と強調しました。全国九十六カ所でネットカフェ調査を行うなど雇用や学費、平和の問題で多くの青年、学生と手をとりあい、政治を動かしてきたこと、民青同盟がとりくみの発展に全力をつくしてきた二年間の活動を確信にして前進していこうとよびかけました。

 「学び、成長する」ことは、民青同盟の“いのち”だと強調した姫井委員長は、「キャンパス講座」「科学の目 青年講座&バーベキュー」など日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶ新しい意欲ととりくみが生まれているとのべました。これを一時のとりくみにしないで学習をしっかりと位置付けて、「学ぶ、つながる、かえられる」大学習運動の成功を訴えました。

 姫井委員長は、青年の切実な願いにこたえるためにも、激動の時代を前に進めていくためにも、多くの仲間を迎え、班をつくり、地区を再建するために力をつくし、青年が全国どこでも民青同盟に出会える、そんな組織づくりをめざすことが求められていると力を込めました。自分の将来を「ホームレスか、奴隷のように働くか」としか描けずもがいていた青年が民青同盟に加わり「力をあわせて政治と社会をかえていきたい」と成長していることをのべて、私たちのまわりには、民青同盟との出会いを痛切に求めている青年がたくさんいるとのべました。「班が主人公」の活動で、組織づくりで新しい前進を、とよびかけました。

 日本共産党の中井作太郎党建設委員会責任者、和田一男青年・学生委員会責任者が来賓として出席しました。


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