2007年11月9日(金)「しんぶん赤旗」

あすから しんぶん赤旗 全国囲碁・将棋大会

強豪１１２人熱戦 １０代選手１８人

　囲碁・将棋のアマチュア強豪が赤旗名人位をめざす第四十五回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会（赤旗名人戦、同大会実行委員会主催）が十日に東京都豊島区池袋のサンシャイン・アカデミーホールで開幕します。

　赤旗名人戦は日本の伝統文化である囲碁・将棋の普及・発展に寄与することを目的に、初心者から強豪までだれでも参加できる日本有数のアマチュア囲碁・将棋大会として発展してきました。

　囲碁・将棋各五十四人の都道府県代表選手と招待選手計四人、総勢百十二人が出場、十一日にはベスト８が対戦し、囲碁・将棋それぞれの赤旗名人が決まります。

　今回の招待選手は囲碁では前回赤旗名人の今分喜行さん、第八回しんぶん赤旗囲碁女流アマ東京大会優勝者の成島奈津子さん。将棋は女流アマ名人の笠井友貴さん、前回優勝者で赤旗名人として奨励会三段リーグ編入試験を受験して話題になった秋山太郎さんです。

　歴戦の強豪とともに囲碁十一人、将棋七人の十代選手が地方大会を勝ち抜いて出場、最年長の七十代（囲碁）まで幅広い年代の代表が出場します。

　囲碁は、今大会最年少の平野翔大くん（神奈川・十歳）、最年長で第一回大会全国ベスト８の長井聰和さん（兵庫）、赤旗名人経験者で前大会ベスト８の長谷川義則さん（群馬）らが出場します。

　将棋では、鈴木浩子さん（北海道）が本大会史上初めて女性勝ち抜き代表として出場します。前赤旗準名人の中川俊一さん（兵庫）、今年のグランドチャンピオン戦優勝の山田洋次さん（神奈川）、アマ名人戦準優勝の早咲誠和さん（大分）らが出場します。