2007年11月5日(月)「しんぶん赤旗」
志位さん、青年と語らう
鳥取県赤旗まつり
憲法・教育からダイエットまで
四日、鳥取市内で開かれた第九回鳥取県赤旗まつりで、日本共産党の志位和夫委員長と、まつりに参加した青年たちが交流しました。約二十人の青年が志位さんを囲み、憲法や教育、自衛隊についての質問からストレス解消法やダイエットの話題まで、なごやかに懇談しました。
「僕が生きている間に共産党は政権を取れますか」という男性(26)の問いに志位さんは、党が二十一世紀の早い時期に民主連合政府の実現を目指していると話し、「私は今五十三歳ですが、国会議員をやっている間に実現したい」と語りました。
子どもが一歳になるという女性(29)は「共産党は教育、子育てについてどう考えているか」と質問。志位さんは、「子どもたちにとって一番大事なことは、自分がかけがえのない存在だと思えること」だとし、日本の教育制度はテストの点数で序列をつくり、競争をあおっていると批判。テストで順番をつけず、少人数のグループで授業をするフィンランドの教育を紹介しました。
最後に志位さんは、「万有引力の法則のような自然の法則があるのと同様に、社会にも発展の法則があります」と述べ、資本主義の先の新しい社会へ、「発展の法則をつかんでほしい」と呼びかけました。