2007年10月24日(水)「しんぶん赤旗」
戦争でなく政治交渉を
新テロ特措法反対で宣伝
安保破棄中央実行委
衆院本会議で新テロ特措法案の趣旨説明と質疑が行われた二十三日、安保破棄中央実行委員会は東京・新宿駅西口で法案反対を訴えました。
米艦への自衛艦の給油写真パネルや、「殺しながら支援はない」のプラカードを掲げ、「戦争でテロはなくせない」「戦争でなく政治交渉による解決を」と訴えるなか、反対署名に女子高校生や主婦らが応じました。
リクルートスーツ姿の福島県の女性(23)は「間接的でも戦争に加担するから反対。イラクやアフガンの実態を国民に知らせてほしい」と語りました。カトリックのシスター(24)は「国際貢献といいますが、戦争につながらない別の仕方があるはず」とのべていました。
全労連の柴田真佐子副議長、同実行委員会の早坂義郎事務局長をはじめ日本平和委員会、新日本婦人の会、農民連の代表が訴えました。日本共産党の井上哲士参院議員は自衛隊の給油量の隠ぺい問題を批判。テロ根絶のため日本がすべきことを国会で論戦し、政治的解決による和平の追求を求めていくとのべました。
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