2007年10月24日(水)「しんぶん赤旗」
「平和な世界を」「貧困なくそう」
民医連 青年1000人パレード
大阪・御堂筋
「変えたらアカン 憲法9条」「平和と平等 争いのない世界を」―。若々しい掛け声と歌が秋晴れの大阪市の御堂筋に響き渡りました。北海道から沖縄まで、全国の医療や介護の現場で働く民医連(全日本民主医療機関連合会)の青年職員約千人が二十三日、三日間の日程で学び、交流した成果を、社会に向けてアピールしようとパレードを行いました。百班にわかれて話しあった中身を百のメッセージに託し、「発信」するという企画です。
初日の二十一日には堤未果さんの講演「アメリカ格差社会に見る日本の近未来〜私たち市民の武器とは〜」を学び、その後、大阪城戦跡めぐりや、地域の共同組織の人たちとの交流なども行ってきました。
アピールには、「この出会いを平和につなげよう」など平和や九条に関するもののほか、「やめよう税金の無駄遣い」「医療福祉に税金を。そして魅力ある町に」「貧困無くそう。生きさせろ」など多彩。「スマイルの種をまくぞ!」「踏み出せ一歩」など青年の思い思いの決意が続きました。
北海道から来た入職一年目の看護師は「北海道でも、たまに街頭署名に出たりします」と元気にパレードしていました。