2007年10月8日(月)「しんぶん赤旗」

消費税増税とめよう

なくす会総会 各地の運動交流


 消費税をなくす全国の会の第十八回総会が七日、東京都内で開かれました。都道府県の会や草の根の会の代表百二十六人が参加、消費税増税計画を阻止するための運動を交流しました。

 福田康夫首相が先の所信表明演説で、増税路線を明確にし、財界も増税を提言するなど増税計画が鮮明になってきています。

 討論では岩手・北上の会の代表が、寒冷地での有効な宣伝として月二回、国道4号に「消費税増税反対」の大型パネルを掲げて、通勤する労働者の車に訴えていると報告。「頑張れ」と声をかける人が増えていると紹介しました。増税反対の署名と入会署名をすすめ二百三十人の会員を倍にすることをめざしているとのべました。

 岡山市の会の代表は、労働組合員が法被を着て商店街でハンドマイクで訴える「消費税なくし隊」を組織した経験を紹介。労働者の生活への消費税の影響の大きなことを訴えて、署名を広げる決意を表明しました。

 杵渕智子事務局長は、政府・財界の福祉財源論のまやかしを打ち破り、消費税増税反対の声を大きく、と訴えました。増税計画を阻止し、国民の立場にたった民主的税制を行う新しい政治に変えるために解散・総選挙に追い込もうと呼びかけました。

 日本共産党の大門実紀史参院議員が消費税増税計画をやめさせるためにともにたたかう決意をのべました。総会では世話人、常任世話人とともに、梅村早江子新事務局長を選出しました。



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