2007年10月5日(金)「しんぶん赤旗」
改憲反対 がんばりどき
共同センターが全国交流集会
労組や民主団体でつくる憲法改悪反対共同センターは四日、東京都内で第六回全国交流集会を開きました。全国から百八十六人が集まりました。
主催者あいさつした全日本民医連の大河原貞人事務局次長は、福田首相が所信表明演説で改憲にふれることもできなくなったとのべ、運動の到達点に確信を持とうと強調。同時に、改憲派のまきかえしを許さないため、いまが頑張りどきだと力を込めました。
基調報告した全労連の今井文夫常任幹事は共同センターの役割について、(1)憲法闘争を積極的に担う労組・民主団体の共同の力を発揮させ(2)広範な共同を広げ(3)運動のけん引車の役割をはたす―と強調。全自治体をカバーする共同センターの確立をと訴えました。
憲法をめぐる激しいつばぜり合いの情勢のなかで、改憲発議が可能となる二〇一〇年を視野に、憲法闘争を要求運動とも結合していこうと提起。当面のテロ特措法延長・新法反対のたたかいをはじめ、学習運動の推進や住民過半数署名の推進などを呼びかけました。
参院選後の憲法をめぐる情勢について憲法会議の川村俊夫代表幹事が講演。日本共産党の仁比聡平参院議員があいさつしました。