2007年9月27日(木)「しんぶん赤旗」
沖縄戦「自決」 真実伝えよう
アピール46氏が賛同
革新懇発表
29日に県民大会
「私たちは沖縄戦での県民の『自決』について、教科書検定の『強制』削除を撤回し、真実を伝えることを求めます」
沖縄県宜野湾市で二十九日に開かれる沖縄戦「集団自決」についての教科書検定意見撤回を求める県民大会成功にむけて、島ぐるみの取り組みがすすむなか、全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は二十六日、那覇市内で記者会見しました。このなかで「沖縄戦・教科書検定問題の各界アピール」に、タレントの稲川淳二さん、エッセイストの海老名香葉子さん、野球評論家の張本勲さん、ファッション評論家のピーコさん、俳優の宝田明さんら、各界四十六氏から賛同が寄せられたと発表しました。
「有った真実を無かったとする。それも国の力で歪(ゆが)められたら怖(おそろ)しいことで。それは民主的な国でなく独裁の国です」と寄せたピーコさんをはじめ二十五氏からメッセージが寄せられています。