2007年9月26日(水)「しんぶん赤旗」

共産党後援会

「大運動」の推進へ

総選挙勝利へ常任世話人会


 日本共産党後援会全国連絡会は二十五日、党本部で常任世話人会を開きました。第五回中央委員会総会で提起された選挙活動の日常化や「党を語り、日本の前途を語り合う大運動」を、後援会としてどう具体化し実践するかなどについて、大幡基夫選対局長の報告を受け討議しました。

 大幡氏は、参院選後の情勢の展開で、国民の審判という圧力により政府・与党が福祉や医療問題について手直しせざるを得ない動きが出るなど、党の主張と国民の運動が現実政治を動かすことができる新しい情勢が現れていることを強調しました。

 「大運動」推進について大幡氏は、(1)総選挙での論戦に「二重の構え」で磨きをかける(2)「大運動」を軸に党活動を立体的に前進させる―の二つの側面が大事だと述べ、難しく考えず、支部主催の演説会や小集会、九〇年代後半に各地で開かれたシンポジウムなどの経験を発展的に生かそうと呼びかけました。

 総選挙の新しい方針については、(1)国政選挙で共通の得票目標を設定(2)比例代表選挙に力を集中―の「二つの要」を強調しました。

 大幡氏は、五中総が後援会活動を選挙活動の日常化の「一つの大きな要」と位置付けたことに触れ、得票目標に見合う後援会員拡大の目標を明確にすること、「支部が主役」の党活動に後援会活動を位置づけることなど、優れた経験に学びながら方針を具体化しようと呼びかけました。

 各地の代表世話人からは「五中総を受け、参院選で後援会が本当に力を発揮したのか真剣な討議がされている。地域に足を運んで実情をつかみ、目標や構えを引き上げて総会を成功させたい」「『大運動』は後援会の質を変える大仕事だ。ある地区は『連続講座』を開催し、後援会員にも参加を呼びかけている。難しく考えず、どう大衆的に推進するか議論したい。すべての支部が後援会をつくり、得票目標に見合う後援会づくりを進める」などと討議され、常任世話人が先頭に立って、後援会活動を発展させることを確認しました。


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